医院ブログ
「母さん、どこにいるの?親孝行できずにごめんね。あいたいよ。」
東北大震災で大津波に襲われた、
岩手県大槌町の電話ボックス
「風の電話」に置かれるノートに書かれた
言葉だそうです。
今日の朝刊で読み、胸が締め付けられました
あれから7年が経つのですね
あの時のことは今でも鮮明に覚えています
患者さんがいない、院内ミーティングの時間帯でした。
突然の激しい揺れに戸惑い、スタッフを連れて診療室の前に出ました。
目の前の電柱が大きく揺れていたのを覚えています
電話回線はパンクし、妻とも連絡が取れませんでした。
当時、息子は2歳になったばかりでした
その幼子とどうしてるのか?
頭がグルグルと回っていたのをよく覚えています
数日後、妻と息子は京都の友人宅へ
私は診療がありましたので、数ヶ月は一人での生活でした。
家族に会いたくて会いたくて、落ち込んだ毎日を過ごしていました。
7年経った今日、未だに家族と会えない方が多勢いらっしゃいます。
仮設住宅への転居を余儀なくされた方もたくさんおられます。
仮設住宅は期限があり、打ち切りが始まるようです
何もできない自分に憤りを感じています
何かお手伝いできることはないか?
家族で話し合う日々を過ごしています
今日も安心・安全な歯科治療を
※マイクロスコープを使った精密治療🔬
※歯の保存を第一に
三鷹 歯医者 コーラル歯科