医院ブログ
先週末に初診の方がお見えになりました
その方はホームページからのご予約でした
インターネット予約は私の診療室にFAXで届きます
通常は紙一枚にお名前や気になることが記載されています
が
この方は3枚に渡って現況が記載されていました
これは相当にお困りだと思い、早速私が直接お電話したところ、案の定受診した歯科医院にて受けた治療があまりに痛く、訴えていた症状もまったく改善されていないとのこと…
電話越しに不安な気持ちと、歯医者への不信感が伝わってきます
ご希望の日時は来週とのことでしたが、たまたまその日の夕方にアポイントのキャンセルが出ましたので、すぐにお越しいただきました
診療室にいらしたその患者さんは、不安なお顔です
個室にお通しして、普段はスタッフにしてもらう最初の問診から私が伺いました
お聞きすれば、歯茎に膿が溜まったので受診したところ、何の説明もなく突然ゴリゴリと歯茎に穴を開けられたそうです
あまりの痛さに大声をあげたけれども、我慢するように言われ、これで治りますと言われたとのこと…
そっと上唇をめくってみると膿の袋がありました
次の予約もお取りになったそうですが、怖くて行きたくないと
で、私の診療室を見つけていらしたのです
一時間ほどお話をお聞きして、この日はレントゲン写真を撮りました
他にも三ヶ月前に神経の治療を受けた歯が割れていました
お口の中の現状とレントゲン写真から、すぐに治療に取り掛かってはいけないのは明らかです
患者さんに丁寧にお伝えして、次回のアポイントまでの宿題にさせていただきました
患者さんから「先生にお任せします」と仰っていただきました
メンターである三枝尚登先生に相談するつもりです
それほどまでに悲惨な状況を歯科医がつくっています
患者さんの笑顔を想像しながら、すべてを尽くして治療に臨むつもりです
※マイクロスコープを使った精密治療
※歯の保存を第一に
三鷹市 コーラル歯科