医院ブログ
今は19:30をまわったところです
今日も怒涛のアポイントで、気がつけば診療が終わっていました
スタッフが上がった静かな診療室で1日の締めをしながらブログを認めています
午前中に初診の患者さんからお電話をいただきました
他院で根管治療中の歯が強烈に痛み、頬の辺りまでパンパンに腫れているとのこと
伺えばあまりの痛みで丸二日ほとんど眠れていないと。。。
アポイントは目一杯入ってましたから、空いているのは昼休みの時間だけでした
電話でやりとりするスタッフから相当辛そうですとの報告を受け、
『昼休みの時間にお越しいただいて!』と即答です。
根管治療中の歯が痛くて2日も眠れていないと言われれば、
”日本歯科保存学会認定医”として当たり前の対応です。
ここ最近、根管治療中の歯が痛いとお見えになる患者さんの多いこと多いこと。
痛みの原因は拝見する前から大体わかってるんです
・不適切な拡大形成による歯根破折
・ラバーダム防湿をしない無菌的処置が行われていない
ほとんどはこの2つですから
お昼にいらした方もまさにドンピシャでした
私:「ラバーダム防湿ってご存知ですか?」
患者さん:「いえ、全く知りませんでした ただこちらにたどり着くまでにネットで色々調べたら
根管治療にはラバーダム防湿が必須と知りました」
私:「今日はどうして私の所にいらしたんですか?」
患者さん:「色々調べてみたら検索にヒットしました」
私:「治療してくれてる先生は何て仰ってるの?」
患者さん:「ひとまず薬で抑えましょうと言われたけど、飲んでもどんどん痛くなるんです・・・」
お話を伺い、口腔内とレントゲン写真から診断を行い、麻酔が効く間の会話です
治療するたびに痛みが強くなって来て、いよいよ転院しなきゃとネットで調べたそうです
この患者さんのケース、よくある”薬出すから様子みてね”、では絶対痛みはとれませんよ
レントゲンをみれば一目瞭然です
麻酔が効いてきたところでラバーダム防湿をして、仮封材を除去してみました
予想通り適切な窩洞形成がされておらず、根管内は真っ黒に汚れています
適切な形成と根管拡大・洗浄を行い、抗菌剤を処方しました
18:00過ぎの確認の電話では、
「まだ少し痛むが今夜はよく眠れそうです」
と仰られましたので、ほっとしました。
「明日は休診日だから、何かあれば私の携帯に電話ください」
とお伝えし電話を切りました。
今の所電話は鳴っていません
今夜はぐっすり眠れることを祈っています
今日も”徹底的に安心・安全な歯科治療”を
#日本歯科保存学会認定医
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#歯の保存を第一に
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