医院ブログ
昨日の暖かさから一転、今日は底冷えのする冬の寒さが戻ってきましたね。
天気予報には雪のマークがついています
積もらないことを祈るばかりです
2月もたくさんの患者さんが来院され、歯科と向きあう幸せな日々を過ごしてきました。
一般的にニッパチ、いわゆる寒い2月と暑い8月はお客さんや患者さんが減る、と言われていますが、
ありがたいことにここ何年もその影響を受けずにいます。
先週は大きなインプラントケースがありました
右上にインプラント治療を計画したのですが、犬歯が鼻の下辺りに埋伏し埋入の妨げになっていました。
数年前から犬歯を抜歯して、そこに骨造成をするために綿密な検査と計画を練ってきたのです。
抜歯をするだけでも大変な症例ですから、骨造成までを医科歯科大学(現東京科学大学)口腔外科の高原先生にお願いしました。
患者さんには入院して全身麻酔下での手術を頑張っていただきました
侵襲の大きな手術でしたが、高原先生の神技で最小限の腫脹と痛みで済んだことは患者さんにとって幸運であったと思います。
こちらのレントゲン写真で分かるように、下顎枝からのブロック骨移植をしたので右上には3本のピンが映っています。
骨造成から約1年待って、ようやく先週インプラントの埋入手術にたどり着いたのです。
右上3、5の骨造成部には既存骨埋入を行いました
自家骨移植ですがやはり骨質は柔らかく、低回転で優しいドリリングを心がけました。
右上1番も骨吸収が顕著で動揺も大きいため、抜歯即時埋入を行っています
前歯ですから仮歯が必須のため、埋入したインプラント間にテンポラリーインプラントを埋めて仮歯を止めています。
ここから数ヶ月間は噛み合わせを念入りに調整し、骨結合の経過を注意深く見ていくことが大切です。
この日はもうお一方オペがありました
そちらはまた後日アップしていきます
今日も徹底的に”安心・安全な歯科治療”を
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