医院ブログ
2024年がスタートして早くも1月の1/3が過ぎています
連日テレビで目にする大地震の爪痕に心を痛める毎日を過ごしています
自分にできることは何か?
義援金を送ること、今は受け付けてもらませんが歯ブラシや洗口液などの物資を送ること。
様々な形で協力するつもりです
そんなことを考えながら今年も昨年以上に患者さんの口腔内の健康に貢献すること。
これが私にできる最大の社会貢献だと言い聞かせています
治療後いかに永く健康を維持できるか?
これはJIADSを受講した7年前から自分に課している診療理念です
このケースは深くまで進んだ虫歯をとっています
この画像には歯茎が映っていますね
この状況でこれ以上触ることはしません
万が一神経が露出した場合、その場で100%抜髄処置に移行となりますが、抜髄は神経を取る治療ですから、確実に歯の寿命を縮めることになります。
さらに明らかな露出が見られなくても、見えないところで露髄していることもよくあるんです。
なのでここから先の処置はラバーダム防湿下で行う、が大原則となります
齲蝕検知液にて膿染された歯質を丁寧に削除していきます
中央に近くなれば露髄のリスクが高くなるので、息を止めてマイクロスコープ 下で慎重に削っていきます。
右の写真でうっすらと赤く透けているのが分かりますね
ここが髄角と呼ばれる神経の先端です
レントゲン写真であらかじめ位置を確認してあったので、削りすぎて大きく露出することはありません。
ラバーダム防湿していなければこの時点で抜髄が決定するのですが、今回は歯髄保存を選択しました
これが歯髄をコーティングした直後の画像です
最後にもう一度レントゲン写真で確認して、数日後に歯髄診断のアポイントでいらしていただきます。
今年も神経をできるだけ保存して、永続性の高い修復治療の精度を上げることに全力を注ぐつもりです。
今日も徹底的に安心・安全な歯科治療”を
#日本歯科保存学会認定医
#マイクロスコープを使った精密治療🔬
#歯の保存を第一に
#三鷹 歯医者 コーラル歯科