医院ブログ
11月最後の土曜日です
今年も例年通り、年末に向けた忙しい毎日を過ごしています
通院中の患者さん、口腔内が崩壊して困り果て勇気を出していらした
初診の患者さん。
状況はそれぞれですが、皆さんが一様に歯でお困りになっています
中には電話越しに
「子供の虫歯をその日のうちに治して欲しい 子供の歯だからすぐ治せますよね?」
とか
「詰め物がとれたからすぐにつけて欲しい その場でつけられないならいいです」
とか。。。
ご自身で勝手に診断されて治療計画まで立てられていることに毎回感心しているんですが、
口腔内も見ていないのにそのお約束はできませんし、真剣にご自分の歯を大切に
したいと来院される患者さんがたくさんお待ちですから、私にはそのような方は拝見できません。
歯の治療はドクターと患者さんの信頼関係なしでは絶対にうまくいきません
どちらか一方通行ではだめなんです
最終土曜日も患者さんとの真剣勝負を繰り広げていきます
今日も”徹底的に安心・安全な歯科治療”を
#日本歯科保存学会認定医
#マイクロスコープを使った精密治療🔬
#歯の保存を第一に
#三鷹 歯医者 コーラル歯科
先々週末からのあまりの忙しさにブログの更新が滞っていました
先々週の土曜日は診療が終わって急いで羽田空港へ
21:30過ぎに高松に入り、メンターである三枝尚登先生と夕食をとり、
日曜日の早朝から手術のアシスタントをしてきました。
手術は私の診療ではルーティーンに行われていますが、
師匠のオペはいつ見ても勉強になるんです。
麻酔の入れ方、切開線の設定、骨の触り方から縫合まで
すべてが計算され、その場の状況で瞬時に判断し手が動くんですよ
患者さんとのコミュニケーションも一般の歯科医とは大きく違います
そして昨日は朝から新宿へ
こちらは大阪でご開業の南清和先生の”咬合器とフェイスボウトランスファー”の勉強会でした
南先生も日本を代表するトップデンティストのお一人です
咬合器はわかりやすく言えば
”模型上で顎運動や咬合のさまざまな位置を再現する装置のこと”
です。
この咬合器を診断や治療計画に活用するための勉強会です
南先生が冒頭で、
「マイクロスコープやCTを使っている歯医者が、咬合器を使わないのは本末転倒でありえない」
「咬合器を使って診断し治療をしている歯医者は300件に1件でしょう」
と仰られました。
たしかに私の同世代で咬合器を使っているドクターは皆無です
三枝先生からも日頃から
「咬合器を使わなかったら補綴治療は絶対にできへんぞ!」
と口すっぱく言われています。
最先端の道具を使いこなすことも大事ですが、基本中の基本を無視した治療は
医原病をつくるだけです。
流行に左右されないトラディショナルでシンプルな歯科治療が、
本当に歯で困った患者さんを助けるんだ、と改めて認識した週末でした。
今日も”徹底的に安心・安全な歯科治療”を
#日本歯科保存学会認定医
#マイクロスコープを使った精密治療🔬
#歯の保存を第一に
#三鷹 歯医者 コーラル歯科
11月もあっという間に中旬です
今日は私、副院長、勤務医の近藤先生、衛生士のアポイントで総勢8名が動き回る大忙しの土曜日です。
徹底的な感染対策の下、スタッフの的確な判断と無駄のない機敏な動きで、午前の診療が無事に終わりました。
お昼は私から感謝を込めて、三鷹台屈指の名店”カフェ野田”さんのテイクアウトをお願いしておきました。
”カフェ野田”さんは三鷹台に開業して10年間、唯一私が通い続けているお店です
味はもちろんですが、ホスピタリティも抜群です
マスター始めスタッフの方の人柄が随所に感じられる素晴らしいお店です
今日のメニューは
・生姜焼き
・オムハヤシ
・ミートソース
です。
迷いに迷ってミートソースを選びました
お腹がペコペコだったので写真を撮り忘れて食べてしまいました(笑)
この後は午後の診療が終わったら最終便で高松へ
メンターである三枝尚登先生に、12月に控えた大きな手術の相談をしていたところ、
「俺の患者さんでも全く同じ手術があるぞ 12月の手術予定だけどお願いして早めてもらうから見にくるか?
その代わり見てるだけじゃなくて実践で
覚えて帰れよ!」
とお声がけいただいたのです。
電話越しにアドバイスをもらうのと実際に見るので雲泥の差があります
私は本当に師に恵まれています
カバンに手術着とルーペを詰めてヘトヘトになっての高松入りですが、
今夜はアドレナリンが出てなかなか寝付けないんじゃないでしょうか?
今日も”徹底的に安心・安全な歯科治療”を
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この数日、診療室の電話が鳴り響いています
毎年、年末にかけて歯のメンテナンスや心配事
の相談が増えるんですが、
今年は例年に比べて多い気がしています。
コロナ禍で受診を控えていたことも影響しているんでしょうね
コロナ禍以降は患者数が激減し、どうにかして
患者さんを呼び込もうと、YouTubeやら
インスタグラムを使って派手に宣伝をする歯科医院を多くみかけます。
患者獲得に必死なのがヒシヒシと伝わってきます
“抜歯をしたらインプラントが最高です”
“格安でインプラント治療ができます”
“何千症例の実績があり、成功率はほぼ100%”
“CT撮影してサージカルガイドを使うから安全です”
ひどいものになると、”何本以上なら割引あり”
です…
そういう歯科医院が増えたからでしょうか?
2.3日前にこんな電話の問い合わせがありました
60代の男性です
「他の歯科医院でインプラントすることになったんだけど、
値段が高いからお宅の値段を教えて欲しい」と
私の患者さんは歯で本当に困っている方がほとんどです
資料の考察と治療計画だけでも多くの時間を費やします
ですから本当に申し訳ないのですが、その類の
患者さんを拝見している時間はありません。
スタッフはそのことをよく知っていますから、
診療中に申し訳なさそうに伝えにきました。
口腔内の状態も分からないのに答えようがありませんから、
その通り伝えるように指示を出しました
内容は分かりませんがその後も数分の間、
あーだこーだと電話でやりとりしてましたね。
その間は他の患者さんからの電話は繋がらないわけです
その方に逆にお聞きしたいんです
お腹が痛くて病院に行ったら手術が必要と言われた時、
手術代が高いと感じたら他の病院に電話
をして金額を聞くんでしょうか?
仮に電話で安い金額を即答されたとして、
その病院で手術するんでしょうか?
診察もしていないのに、です
まずは診察をして、状況を把握してきちんと説明を聞きたい、はずですよね?
一体大人としての常識はどこへ行っちゃったんでしょうか?
今日も”徹底的に安心・安全な歯科治療”を
#日本歯科保存学会認定医
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#三鷹 歯医者 コーラル歯科
朝一番で東京医科歯科大学病院に行って来ました
自分の口腔内に気になることがあり、3ヶ月経過を見ていたのですが
変わらないため、口腔外科を受診してきました。
とういうわけで、今日は11:30から診療し、お昼休みに歯科医師会事務所に
レセプトを提出しに行くというハードスケジュールをこなし、
わずかな昼休みにブログを認めています。
今日は代診の近藤先生の出勤日なので安心して受診してきました
医科歯科大学病院は私の歯科医師としての原点です
ここに来ると不思議と気持ちが引き締まるのんですよね
ここでの研修医時代がなければ、今ほど歯科に対する情熱はなかったと思います
難しい抜歯や粘膜病変の疑いがあるときなどには依頼先の第一選択として
必ず医科歯科大学を選んでいます。
ですから自分の口腔内でも、口腔外科の領域であれば
古巣を受診するのは必然なんです。
担当の友松先生は私より少し若いとても超優秀な口腔外科医です
診察してもらい悪いものではなさそうだけど様子を見るか、病理検査に出すついでに
切除しちゃいますか?との提案でした。
先生を信頼していましたから即答で切除をお願いしたのは言うまでもありません
麻酔から切除、止血までの流れは流石に一流の口腔外科医の仕事でした
研修医時代にお世話になった先輩にも会えて、なんだか懐かしい気持ちで
診療室に戻って来ました。
初心に帰って午後も気合を入れて手当に励みます
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