医院ブログ
今日の朝刊に面白い記事を見つけました
【CRM】という1970年代のアメリカの航空業界で始まった研究についてです
「コックピット・リソース・マネジメント」の略称だそうです
内容としては、
機長が部下の異論に耳を貸さないと、航空機事故のリスクが高まる
部下が上司の間違いを正せる環境づくりは、さまざまな業界でも健全な運営を図る経営哲学となっている
という記事です
ここで目を引いたのは、全国でCRMの講演をされている日本航空の元機長に、医療分野からの依頼が多いというところです
医師も機長も人の命を預かる仕事です
日本の医師免許には更新制度がないため、免許を取得した当時の知識や技術のまま偉くなった人もいて、日進月歩の医術についていけない
最新の知見を身に付けた若手から学ぶ姿勢が求められる
という内容でした
学ぶのは若手の医師からの知見だけではなく、助手や看護師らの【気づき】にも支えられなくては手術は失敗することもある
ということも書かれています
なるほどなあと
私の診療も色々な人に支えられて成り立っています
自分の知識や技術の向上はもちろんですが、スタッフとの意見交換もどんどん取り入れて、質の高い医療を提供していきます
※マイクロスコープを使った精密治療
※歯の保存を第一に
三鷹市 コーラル歯科